納豆1パックで葉酸がどれだけ摂れる?
納豆1パックでどれだけの葉酸を摂ることができるのでしょうか。
納豆は1パックに、60μgの葉酸が含まれています。
納豆は冷凍保存もできるので、とっても便利ですよね。
納豆を食べるときに、オススメの食材があります。
それが、海苔です。
焼き海苔でも、味付け海苔でもOKです。
海苔にも葉酸が豊富に含まれています。
納豆のトッピングとして海苔を使うと、より多くの葉酸を摂ることができますよ。
妊娠中に納豆を摂る上で、気をつけなければいけないことがあります。
それは、納豆に含まれるイソフラボンです。
妊娠中にイソフラボンを過剰に摂取すると、胎児に影響が出る可能性があります。
具体的に説明します。
特に妊娠初期にイソフラボンをたくさん摂取すると、胎児の生殖機能が未発達になったり、遺伝子異常が出る可能性があるといわれているんです。
納豆に含まれているイソフラボンの量は1パックで平均29.4~36.8mgなので、納豆だけで考えると1日の納豆摂取量は2パックまでとなります。
しかし、イソフラボンは納豆だけに含まれるわけではありません。
豆腐、豆乳、おから、油揚げ、醤油にも含まれていますよね。
これらのことを考えると、やはり納豆の摂取量は1日1パックにとどめておくほうが無難です。
以上のことから分かるように、妊娠中は大豆イソフラボンのサプリを飲むことを控えましょう。
代わりに必要なのが、葉酸のサプリです。
納豆で葉酸を摂ることはできますが、十分な量とはいえません。
大豆イソフラボンは食品から、葉酸はサプリ+葉酸を含む食品からと覚えておきましょう。
妊娠中は、バランスの良い食生活を送ることが基本です。
つわりなどで、思うようにご飯を作ることができない方もいらっしゃると思います。
ご紹介した納豆だけでなく、野菜や果物、肉や魚などをできるだけ少しずつ食べるようにしましょう。
胎児の健康を考えて、サプリは葉酸だけにしておくと良いです。
極端なサプリの摂取、食べ物の摂取だけは避けましょう!