冷凍保存で葉酸の量は減るのか
葉酸が豊富に含まれている食物を冷凍保存すると、葉酸の量は減ってしまうのでしょうか。
例えばほうれん草の場合、新鮮なうちに食べると葉酸を多く摂ることができますが、時間が経つと次第に葉酸の量が減っていきます。
ですから、新鮮なうちに食べきれない場合には、冷凍保存が有効といえます。
あまり手に入りにくい果物は、冷凍のものを使うと良いです。
葉酸が豊富に含まれている、ライチ、マンゴー、ラズベリーはおやつ替りに食べることができます。
しかし、これらの果物はあまり果物コーナーでは見かけませんよね。
その代わり、冷凍食品コーナーでよく見かけます。
これらの果物は新鮮なうちに冷凍されていることが多いので、葉酸の量もほぼ失われていないでしょう。
野菜を冷凍保存するメリットがあります。
それは調理するときに便利ということです。
安い時にたくさん買ってきて冷凍保存しておくと経済的という点もあります。
冷凍といえば枝豆ですね。
枝豆にも葉酸が豊富に含まれています。
葉酸は熱や水に弱いので、枝豆を解凍するときにはレンジで解凍することがオススメです。
枝豆以外にも、葉酸を多く含む野菜はレンジ加熱がオススメですよ。
葉酸やその他の栄養を逃すことがないので、栄養的にとても良いんです。
冷凍保存をすると多少は葉酸の量が減りますが、新鮮なうちに食べることが難しい場合には、冷凍保存の方が有効と考えて良いでしょう。
それでは最後に、葉酸が豊富に含まれているほうれん草の、栄養を逃さない冷凍保存の仕方をご紹介します。
ほうれん草は根元ぎりぎりを切って、ざるに入れて洗います。
水気を切ったら密封袋に入れて、できるだけ空気を抜いて冷凍します。
ほうれん草の根元がピンクになっていることが多いのですが、これにはマンガンという成分が多く含まれているので、できるだけ捨てないようにしてくださいね。
この方法は生のまま冷凍するので、栄養も逃しません。
冷凍の仕方で、葉酸を逃さずにキープすることができるので、ぜひ冷凍保存をうまく活用してくださいね!