葉酸を壊してしまう調理方法
葉酸は水溶性のビタミンなので、水や熱に弱いという特徴があります。
ですから普通に調理をすると、葉酸が壊れてしまうのです。
葉酸が壊れやすい調理方法というのは、長時間加熱する煮込み料理。
煮込み料理は材料を長時間水分に浸してしまいますし、加熱する時間も長いので最も葉酸を壊してしまう調理法と言えます。
葉酸を含む食材を調理する上でのポイントは、できるだけ水に浸す時間を短くする、長時間加熱しないということです。
これらのポイントを踏まえた調理方法をご紹介します。
まずは、レンジで調理をする方法です。
材料をレンジで加熱したり、レンジで味をつけて染み込ませる方法だと、栄養が外に流れ出ることがありません。
また、スープもオススメです。
スープは長時間材料を水分に浸してしまうのですが、流れ出た栄養もすべて飲めるので大丈夫です。
味噌汁、コンソメスープ、中華スープ、ポタージュスープなどどんなタイプのスープでもOKです。
野菜ジュースやグリーンスムージーのように、ジュースにして飲むということもオススメ。
これもスープと同じ感覚です。
ジュースの場合には、新鮮な野菜や果物を生の状態で使うので、スープよりも多くの葉酸を摂ることができます。
新鮮なうちに材料を使うのが難しいという場合には、材料を冷凍保存しておくと良いです。
新鮮な野菜を買ってきてすぐに冷凍保存しておくと、栄養がそのまま。
調理に必要な分だけ使うので、衛生的だし経済的ですよね。
ヘルシーな料理を食べたいという方には、蒸し料理もオススメです。
多層構造鍋やタジン鍋を使うと、野菜の栄養を逃すことなくヘルシーに蒸し上げることができますよ。
このように葉酸を壊さない調理方法はたくさんあります。
最近は調理器具が進化してきているので、水を使わずに煮込み料理ができるものもありますよね。
そのような調理器具で作った煮込み料理なら、普通の煮込み料理の時よりかは葉酸が残っています。
調理法を工夫して、葉酸やその他の栄養をしっかり摂っていきましょう!